ライダージェネレーションの話
もうちょっと進んでから書こうと思ったけど、想定以上に忙しいので熱を持ってる内に記す。
説明しよう！ニンテンドーDS用ゲーム オール仮面ライダー ライダージェネレーションとは今時珍しく全て新規オールドット絵で作成された仮面ライダーのゲームである。
僕は仮面ライダーに関しては電王以降しかちゃんと見ていない新参ではあるが、ディケイドも楽しく見れる順応性を備えているので問題ない。
というか4年前の作品から見てるのに新参呼ばわりとかそもそもおかしい。
よし、買おう。発売日当日に買ってやり倒そう。そう考えていた。
発売日当日に台風が直撃。
土曜日、外出できるようになってから家電量販店に突撃すると在庫残り一つ。危なかった。
さて、ゲームを始めよう（フィリップ顔）
ゲームを起動するといきなり映司が喋りだして「ｳﾜｱｱｱｱｱｱｱｱｱｼｬﾍﾞｯﾀｰｰ」状態。
映司以外のライダーもちょいちょい喋る様子。声が違うライダーもいるが、気のせいだろう。
ストーリーとしては電王とWが何故か協力して時間犯罪者を追っていて、「おうオーズお前も手伝えや」みたいな。
だいたいそんな感じ。（それ以上特にストーリー的なものは無い）（本当に無い）（無い）（無いぞ）
最初から全ライダーが使えるわけではない様子。とりあえずは最新ライダーのオーズを使おう。バースはいなかった。
ステージ1-1から始まる。「おい！！早く進め！！」
ｳﾜｱｱｱｱｱｱｱｱｱ！！！！ｼｬﾍﾞｯﾀｰｰ！！！！！！！！！！！！！！
アンクが喋った。
もたもたするとアンクがイライラして喋る仕様らしい。
ゲームとしてはファイナルファイト。ファイナルファイト以外の説明が不可能なレベルでファイナルファイト。
これがファイナルファイトでなければ何と呼んでいいのか全くわからない。
クズヤミーとかショッカーとか戦闘員ポジションの的がワラワラ出てくる。
タトバのパンチ！クズヤミーは死んだ。
ヌルゲーである。
おかしい、何かがおかしい。ステージをクリアしてもう一度良く見ると、各ステージで難易度設定がある。
「やさしい」「ふつう」「むずかしい」
なるほど。お子様は「やさしい」でやって大人は「ふつう」ゲーマーは「むずかしい」でやれと、そういうことか。
フフフ。受けて立とう。ロックマンXは4までしか知らない俺の横スクロールテクニックを見せてやる。
クズヤミーの攻撃！オーズは死んだ。
アンク「おい！なにやってる！！！」
無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理。
アンクさんコレは無理っスよ。
レベルをあげないと「むずかしい」は無理。普通に「ふつう」でやろう。
「やさしい」は本当にボタンを押すだけのゲームなのでこれからは基本的に「ふつう」でやることにした。
タトバでパンチをしてるだけだと飽きてくるので説明書を読む。各ライダーにはアビリティがあって、オーズはフォームチェンジができるらしい。なんだと、別キャラ扱いだと思っていた。
早速Rボタンを押す。タジャドル以外のメダルが全て揃っていた。なんと。
ガタキリバに変える。電撃が打てる。うん。ラトラータに変える。走る。うん。シャウタに変える。ムチを打つ。うん。サゴーゾに変える。ダッシュができない…。サゴーゾは駄目だ。サゴーゾは使えない。
結局タトバのコンボが一番使いやすいのでタトバで行くことにした。
そもそも、そんなに難しくないので「フォームチェンジして乗り越えよう！！」みたいな気持ちは無い。
1-1をクリアすると1-2に道ができる。マリオ3みたいな出現の仕方を想像していただけたら良い。
1-2は「ショップ」
入るとオシリーナこと電王のナオミ。何故ヒナちゃんじゃない。そんなに電王が好きか。いや、俺も電王好きだけど。ナオミも本人が喋る。
ナオミに話しかけると「明日のパンツ」を売っていた。ナオミなんでパンツ持ってるの…。
説明が遅れたが、敵を倒すとセルメダルを落とす。コレを集めて回復アイテムやパンツ、もといパワーアップアイテムを買う仕組みだ。
いや、セルメダルでは無いらしい。ゲーム中では意地でも「コイン」で通していた。やはりオーズ以外の怪人がメダルを落とす設定は不味いのか。
1-3,1-4とファイナルファイトを続けていくと色々ライダーが仲間になった。しかし「○○が使えるようになった」くらいしかメッセージが出ないので盛り上がりに欠ける。
まぁ1週目はオーズ固定で行くと決めたので無視して進めよう。
そして1面のボスステージ。ここでやっと会話シーンが始まる。内容は割愛。
オーズの攻撃！ボスは死んだ。
うむ。
2面3面と進んでいくと戦闘員の種類が豊富になったり名前付き怪人が出てきたりする。ゲーム性はそんなに変化無い。
たまに強制スクロールのステージが出てくる。障害物を避けるだけだしパートナーのライダーは出てこないしで完全にミニゲームだ。
パートナー？
説明しよう。選ぶライダーは2体でステージごとにCPUのライダーが付いてくるのだ。以上。ブレイドを選ぶとｳｪｲｳｪｲ五月蝿いぞ！
進めていくと、あるステージでバースが手に入る。
やったあああああああああああああああああああ！！！！！！！！伊達さんだああああああああああああ！！！！！！！！！！！！！！！！！！いえええええええええええええええええええええい！！！！
ステージ開始時「さぁて、お仕事しますか」
うわああああああああああああああ伊達バースだあああああああああああやったあああああああああああ！！！！！！！！！！！！！！！
メインをバース。パートナーをオーズに変更する。
4面くらいになってくると流石に敵も硬くなってくる。溜まったメダルを使ってこうげきアップとぼうぎょアップの薬をナオミから買う。
そうなんだ。仮面ライダーは薬で強くなるんだ。
パワーアップしたバースの前に敵はいない。5面も楽々進んでいき。ついにラスボス。
バースの攻撃！ラスボスは死んだ。
最後の会話シーン。流れるスタッフロール。
あれ。終わった。
プレイ開始して4時間くらいしか経ってない気がする。
スタッフロールが流れた後、
「なんいど「きけん」がプレイできるようになった」
フフフ。なるほど。強くなりすぎたバースには丁度良い。「むずかしい」を通り越して「きけん」の世界に飛び込んでやろう。
クズヤミーの攻撃！バースは死んだ。
うむ。
まずはレベルを上げよう。5面の「むずかしい」辺りでレベルを上げる。LV44くらいになった所で1面に戻って「きけん」をやり直す。
クズヤミーの攻撃！バースの攻撃！クズヤミーは死んだ！
うむ。なんとかなる。
なるほど、ここからが本番らしい。LV50がMAXらしいのだが、この調子で最後までいけるのだろうか。
はっきり言って「きけん」からは違うゲームだ。敵の攻撃の頻度が違う。重さが違う。固さが違う。
苦戦しながらもバースとオーズはラスボス手前までたどり着く。
長かった…。すでにバースはLV50だしオーズもLV47である。かなり描写を端折ったが「きけん」を始めてから3時間くらい経っている。
ちょいちょい他のライダーを使いながら「やさしい」や「むずかしい」のステージを埋めたりしながらだ。
ラスボスのステージの実績を見ると「やさしい」をクリアになっている。
あれ？
ラスボスにしては弱いと思ったら「やさしい」でやっていたとは…。まぁいい。LVMAXのバースによって一捻りにしてくれる。
ラスボスの攻撃！バースは死んだ。
え？
ラスボスの攻撃！バースは死んだ。
ちょっと。
ラスボスの攻撃！オーズは死んだ。
うへぇ。
無理。さっきまでファイナルファイトをやっていたはずなのに完全に格ゲーになっている。
格ゲーはストリートファイター2の昇竜拳コマンドで挫折している俺にとって難しすぎる。
ここで初めてガードボタンを使うことを覚える。今まで敵をいかに早く潰すかのゲームだと思っていたが、ラスボスは一筋縄ではいかないらしい。ラスボスの攻撃のタイミングを見計らう。ガードはガード不可攻撃以外全くダメージを通さないので、いつか勝てるはずだ。
ラスボスの攻撃！ガード。バースの攻撃！ラスボスの攻撃！ガード。バースの攻撃！ラスボスの攻撃！ガード。バースの攻撃！ラスボスの攻撃！ガード。バースの攻撃！ラスボスの攻撃！ガード。バースの攻撃！ラスボスの攻撃！ガード。バースの攻撃！ラスボスの攻撃！ガード。バースの攻撃！ラスボスの攻撃！ガード。バースの攻撃！
いける。
これはいける。ちょいちょい食らっているがこのピーカーブースタイルなら勝てる。
ラスボスの攻撃！オーズは死んだ。
ちょっとォ！！！！！！！
火野ぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！！！！！！！
アンク「惜しかったな！」
説明しよう。パートナーが死んでもゲームオーバーなのだ。心折れそうになる。アンクのデレが染みる。
これ以上レベルは上がらない。ドーピングも限界らしい。
落ち着け。ここは発想の転換だ。
「バースが無理ならオーズで勝てばいいじゃない」
最新作ライダーはオーズである。オーズでなら勝てるようになっているはずだ。邪な大人の考えが俺の中をよぎる。
ラスボスの攻撃！オーズは死んだ。
まぁ。慣れてないからな。しかし慣れていけばきっと勝てる！
ラスボスの攻撃！オーズは死んだ。
ラスボスの攻撃！オーズは死んだ。
ラスボスの攻撃！オーズは死んだ。
試行錯誤しながら繰り返していくうちに気づく。
「50%くらいの確率でタジャドルの遠距離攻撃が一瞬ハマってラスボスの動きが止まる」
なるほど。最後に解禁されたコンボだけあってこういう救済策があったのか。
ククク。ラスボスめ。これで終わりだ。
ラスボスの攻撃！オーズは死んだ。
ラスボスの攻撃！オーズは死んだ。
ラスボスの攻撃！オーズは死んだ。
何度も失敗しながらも良い所まで行く。いける。これなら勝てる。
ラスボスに挑戦してから、既に1時間が経過している。
そして…！
ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！ｶﾒﾝﾗｲﾄﾞ！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！ｼﾞｮｰｶｧｰ！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ｳｪｰｲ！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！ｸﾛｯｸｱｯﾌﾟ！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ﾌﾞｲｽﾘｬｰ！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！ﾀﾞｲｾﾂﾀﾞｰﾝ！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！ラスボスの攻撃！オーズの攻撃！
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
オーズは死んだ。
ラスボスの体力があと2ミリというところで力尽きるオーズ。
勝てないのか…俺には無理だというのか…。
気持ちを切り替えよう。きっとこれを続けていれば勝てる。絶対勝てる！
なんとなくサゴーゾに変えてみる。
セイヤー！セイヤー！セイヤー！セイヤー！ラスボスは死んだ。
……
サゴーゾさんスイマセンでしたぁぁぁ！！！！！！
まさかサゴーゾが対ボス戦用決戦兵器だとは。なるほど。足が遅いのもステージの狭いボス戦なら気にならない。サゴーゾ最高！
これからは他のライダーも使ってやっていこう。オーズとバースしか殆ど使ってないので、まだまだ楽しめるはずだ。
スタッフロールを眺める。1週目で見たときは時に何も感じなかったが、やはり苦労した後に見るスタッフロールは違う。まだ使っていないライダーの画像が流れていて、ワクワクしてきた。このボリュームなら少しずつやっていけるだろう。最初は「キャラゲーはこんなもんか」とか思ってごめん。
終わるスタッフロール。
「なんいど「クライマックス」がプレイできるようになりました」
なん…だと…。
仮面ライダーの戦いはまだ始まったばかりだ！ つづく
つづかない！
タイトルにネタバレ注意って書こうと思ったけど開発ブログに全部書いてあることだった。（この記事書いてる途中で開発ブログの存在を知った）
おわり
